障害福祉サービスを手がけるVISIONARYが、フィットネス団体APFと連携して7月19日に開催した「APF VISIONARY TRYOUT CUP2025」で、採用目的で参画した企業7社のうち5社が出場者とのマッチングに成功し、いわゆる「筋肉人材」の採用につながったことが分かりました。大会は、筋肉量やスタイルを競う従来のフィットネスコンテストを、採用の場としても活用した点が特徴です。
国内では建設、物流、介護といった身体的負荷の高い職種で人材不足が続いており、一定の体力と継続的な運動習慣を持つ人材へのニーズが高まっています。AIや自動化では代替しづらい対面サービスの現場では、とくに身体能力と対人スキルを併せ持つ人材が求められており、VISIONARYはこうした層を「筋肉人材」と位置づけ、採用の新たな選択肢として可視化しました。
大会の限定カテゴリー「ドラフトトライアウトクラス」では、企業担当者がステージ上のパフォーマンスを見て候補者を指名するドラフト形式を採用。参加企業からは「日常的にトレーニングを行う人材は継続力が高く、新しいことにも前向きに取り組む傾向がある」「トレーニング支援などの福利厚生が採用面で有効に働く」といった声が上がっています。
VISIONARYとAPFは、今後も「TRY OUT CUP」を継続開催し、参加企業数や業種を拡大していく方針です。介護・福祉をはじめとしたブルーカラー分野での慢性的な人材不足解消に向けて、「筋肉採用」という新たな文化が定着するかが注目されます。
【イベント情報】
APF VISIONARY TRYOUT CUP2025
主な対象:フィットネス競技者と採用を希望する企業
主催:APF
協力:株式会社VISIONARY
source: PR TIMES
